切り花ハボタン初出荷! (農)田中営農組合

2017.12.28

 砺波市東保の農事組合法人「田中営農組合」は1218日、今年7月から水稲育苗ハウスを活用して栽培に取り組む「切り花ハボタン」を初出荷しました。組合員が鮮やかに色づいたハボタンを一本一本丁寧に収穫し、年内までに1500本出荷する予定です。

 本格的な市場出荷は市内で初。生け花やフラワーアレンジメントのほか正月用としても需要が高く、切り花は軽くて女性や高齢者でも作業しやすいことから導入を決めました。

1㌃のビニールハウス一棟で、白色の「晴姿(はれすがた)」、新品種で赤色の「恋姿(こいすがた)」を栽培。県砺波農林振興センターやJAとなみ野の協力のもと、7月末に播種を行い、水管理や下葉を取り除く葉かき作業などに取り組みました。

 高さ80㌢ほどに育ち、紅白に色づいたハボタンを60㌢に切りそろえ、葉の大きさや茎の太さなど確認し選別。同日は、富山中央花き園芸に400本を出荷しました。 

 市場関係者からの評価は「品質は申し分ない」と高く、組合員の松浦豊治さんは「水管理が特に大変だったが1年目にしてはまずまずの出来」と話しました。 

 同組合では、主穀作を中心にたまねぎ、チューリップ球根なども生産する複合経営に取り組んでいます。今年から切り花ハボタンに加えストックの栽培も始め、組合員らは「切り花の産地化を目指し、東般若地区のブランドにしていきたい」と意気込みました。