御隠居と熊さんのぜ・い・き・ん・小話 ―20歳未満飲酒防止強調月間―

2021.04.15

御隠居と熊さんのぜ・い・き・ん・小話

―20歳未満飲酒防止強調月間―

 

御隠居・・熊さん、春じゃのう。入学やら就職で祝い事も増える時期じゃが、今年は、なかなか集まって祝う事もできんようじゃな。

熊さん・・祝い事といえば、この前、知り合いの息子が就職ってんで、お酒を贈ろうとしたんでやんすが、20歳未満だって断られやして・・・。

御隠居・・おいおい。いくら祝いの品でも、20歳未満の者に酒を贈ってはならんぞ!

熊さん・・でも、御隠居、令和4年の4月から民法の成年年齢が18歳に引き下げられるって聞いたんでやんすが、お酒は18歳から飲んでもよくならないんでやんすか?

御隠居・・そうじゃ、熊さんよ。お酒に関する年齢制限はこれからも20歳のままじゃよ。そもそもどうして20歳未満の者の飲酒が禁止されているか知っておるか?法律で禁止されているほかにも大事な理由があるのじゃ。成長過程にある20歳未満の者の飲酒は、身体的・精神的に大きなリスクがあるだけじゃのうて、社会的にも大きな影響を与えるから、大人の責務として社会全体でその未然防止に取り組む必要があるんじゃ。

熊さん・・具体的にはどんな影響があるんでやんすか?

御隠居・・例えば、

1 脳の機能を低下させるおそれがある

2 肝臓をはじめとする臓器に障害を起こしやすくなる

3 性ホルモンに異常が起きるおそれがある

4 アルコール依存症になりやすくなる

といった影響があるのじゃ。

熊さん・・それは一大事でやんす!

御隠居・・「未成年者飲酒禁止法」という法律では、①親が20歳未満の者の飲酒を制止させなければならない、②酒を扱う販売業者や飲食業者も、20歳未満の者が酒を飲むとわかっていながら酒を売ったりしてはいけない、と定めているのじゃ。

熊さん・・日本の未来を担う20歳未満の者の飲酒防止のよい方法はないでやんすかね。

御隠居・・そうじゃな。学校での教育のほか、家庭や地域社会で「なぜ、20歳未満の者がお酒を飲んではいけないのか。」を理解するようしっかり説明して、飲酒をさせないよう注意していかなければならんじゃろうな。国税庁や酒類業者も協力して、日頃から様々な飲酒防止の取組を行っているんじゃ。店頭での年齢確認の徹底などはその一環じゃ。

特に4月は「20歳未満飲酒防止強調月間」として、全国的に広報・啓発活動を行い、「20歳未満の者の飲酒防止対策」を集中的に実施するそうじゃ。

熊さん・・わかりやした。知り合いの息子には20歳になってから勧めるとして、御隠居!あっしらは、おいしい富山の地酒で乾杯しやせんか?

御隠居・・そうじゃな!

今年は「リモート飲み会」とやらで、してみられっけ。

(砺波税務署)