
庄川の扇状地に開けた砺波平野は、
全国でも有数の穀倉地帯。
ミネラルを豊富に含む庄川水系の水が、
稲に養分をあたえ、
美味しいお米を実らせています。
その代表格が「特別栽培米となみ野コシヒカリ」。
特別栽培米とは、農薬・化学肥料の使用量が通常の
半分以下で栽培されたお米のことをいいます。
その特別栽培米の中でも、
天然海藻を含んだ有機肥料を使ったアルギット米と、
いもち病に対して抵抗性を持った種を使う
BLコシヒカリといった2品種が栽培され、
多くの人々に安心と安全が届けられています。
いずれも「品質の安定感が抜群で美味」と市場で大評判。
特にアルギット米は、
全国で富山県だけでしか作られていない希少なお米です。
コシヒカリのみならず、
早生品種「てんたかく」の作付けも行われています。
富山県オリジナルの高温耐性品種で、
夏の暑さに強く品質の高い安定性が魅力。
手頃な価格で美味しい新米を食べられるとあって、
人気を集めています。
となみ野で栽培されるお米の美味しさの秘密は、
肥沃な土と清らかな水だけではありません。
庄川地区は、品質の良い種もみ産地として全国的に有名。
稲の元となる種子が、すでに優れているのです。
収穫後には土壌改良資材や堆肥等有機物の施用など、
“お米づくりは土づくり”と考え、土づくりに力が入れられています。
そうした努力の甲斐あって、となみ野米はしっかりした土づくりが高く評価されています。
てんたかく
5月5日を中心に田植えを実施。 「収穫期まできめ細かな肥料管理、水管理、防除管理を行う」 |
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8月下旬 | 収穫 |
9月上旬 | 乾燥調製を行う |
コシヒカリ
5月15日を中心に田植えを実施することで、最も暑い日を避ける。 「収穫期まできめ細かな肥料管理、水管理、防除管理を行う」 |
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9月中旬 | 収穫 |
9月中旬 | 乾燥調製を行う |