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雪たまねぎ

たま吉くん
雪たまねぎ

雪たまねぎ栽培の特徴

となみ野産たまねぎは、雪が降り積もる地域で栽培していることが大きな特徴です。冬は雪にすっぽり埋もれ、春には雪解け水をしっかり吸収し、みずみずしく肉厚なたまねぎに育ちます。このような気象条件の中、水田を利用してタマネギを栽培している地域は他にはないでしょう。雪のおかげで、冬場は病害虫の防除や雑草処理をしないことから、農薬の使用回数が少なく、安心安全なおいしい「雪たまねぎ」を収穫することができます。
県内外の市場や加工業者に出荷された「雪たまねぎ」は、スーパーマーケットで販売されるほか、大手牛丼チェーン、コンビニエンスストアの食材として使用されています。JAでは、「雪たまねぎ」を使ったレトルトカレーやスープ、焼酎などのオリジナル商品も開発し、道の駅などで販売しています。

◎乾燥・調製・選別・箱詰め

収穫されたタマネギは、農産物処理加工施設とたまねぎ集出荷貯蔵施設で処理加工し、新鮮な状態で消費者まで届けられます。

生産者からの声

雪たまねぎを栽培している
齋藤 忠信さん

平成20年からたまねぎの作付けを始め、「経営の複合化」も各経営体で浸透してきたと思います。今では、育苗・栽培マニュアルも確立され、生産者一人ひとりの経験や探求によって、栽培管理も向上したことで、品質・収穫量ともに良くなってきています。
今後は、「雪たまねぎ」の更なる品質と収穫量の向上を目指し、生産者一丸となって栽培に取り組んでいきます。

収穫までの道のり

雪たまねぎの収穫量・品質は「苗の善し悪し」で決まると言われるほど苗づくりは大切で、併せて圃場の選定、排水対策も重要になってきます。雪解けから本格的な肥料散布、防除作業が始まり「雪たまねぎ」は大きく成長していきます。収穫後から出荷まではJAの施設で乾燥・調製・選別を行い、均一で高品質な「雪たまねぎ」が消費者へ届けられます。

8月下旬~9月上旬 播種・育苗
10月中旬~11月上旬 定植
11月中旬~12月上旬 防除
12月中旬~2月下旬 雪の下
6月中旬~7月初旬 収穫

旬の時期

旬の時期 カレンダー

お問い合わせ先

となみ野農業協同組合 経済部 園芸振興課

〒939-1327 富山県砺波市五郎丸994

TEL 0763-32-8660